【海外就職】海外駐在と現地採用を比較。それぞれのメリットとデメリットとは?
どうも、Tom夫婦の旦那です。 日系企業のロンドン支店で現地採用として私が、今回は海外駐在員と現地採用の違いを解説していきたいと思います。 いつか海外で働いてみたいと思っている方、駐在員と現地採用では全然待遇も異なるのでぜひ参考にしていただければと思います。 それぞれのメリットデメリットも紹介していきます。 *あくまで日系企業の話がベースとなります。また国や会社によって細かい条件はもちろん異なりますのでご留意ください。
目次
海外駐在/現地採用とは
そもそもこの2つの違いが何なのかの違いからご説明します。
簡単に言うと、契約主体が違います。
海外駐在
こちらの方がよく聞くワードなんじゃないでしょうか。
日本で雇用され、日本から海外に派遣されるタイプの海外勤務を海外駐在と言います。
異動の海外版という感じでしょうか。
あくまで日本が契約主体であり、会社の人事によって海外で働く形態のものです。
現地採用
今の私の契約形態がこちらです。
海外側で雇用され、現地人と同じように会社と契約する形態を現地採用と言います。
日系企業で働く日本人でも、日本との契約は全くなく、契約主体はそれぞれの海外現地法人です。
会社側から見た時、契約上、特に現地人と大きく変わりません。
海外駐在のメリット
まずはなんと言っても補償面でのメリットが大きいと思います。
海外赴任手当
ほとんどの場合、日本から派遣される駐在員は会社都合による海外派遣という形を取るので、「海外赴任手当」が支給されます。
派遣される国の環境、物価など様々な要素により支給額は決まりますがこれが結構な額になるようです。
家賃手当
会社によるかもしれませんが、海外での家賃は会社負担が基本です。いわゆる「家賃手当」ですかね。
私が住むロンドンは家賃がかなり高いので、家賃が会社払いというだけでもかなりの額になります。
交通費支給
日本ではかなり一般的ではありますが、国によってはそんな事はありません。
よく考えると「交通費支給」はありがたいですよね。
海外では会社までの通勤費は本人負担ということも普通にあります。
実際にロンドンでは、交通費は本人負担であり会社から支給されることはほぼありません。
扶養手当
これは海外赴任に伴い、家族で海外に住む場合に適用される手当です。
駐在員本人とその家族が海外で不自由なく生活できるように、その家族構成に応じて支給される手当です。
会社にもよるかもしれませんが、子供の教育費用(日本語学校など)まで支給されるようです。
海外駐在メリットまとめ
会社都合での海外派遣という要素が強く感じられます。
海外での生活や安全を確保するための手当支給が非常に充実しており、日本で受けられる福利厚生もほぼそのまま海外で利用できるように整えられている印象を受けますね。
海外駐在のデメリット
これも会社にもよると思いますがよくあるデメリットを紹介していきます。
任期がある/タイミングも会社次第
海外に派遣するも日本に戻すもあくまで会社の判断によります。
海外駐在の任期が決まっている会社もあれば、特に任期が決まっていない会社もあります。
いずれにせよいつかは「日本に戻る」というのが海外駐在の宿命ですよね。
海外に残りたい、海外で働きつづけたいと思う場合にはデメリットになると思います。
また海外赴任になるタイミングも会社次第です。
希望はもちろん出せると思いますが、他にもそういった人は会社内にいると思いますから海外赴任になるタイミングは自分の意志だけでは決められないというのが現実です。
自身のキャリアやご家族としての将来の計画を決める上で、タイミングを自分で決められないというのはデメリットと言えると思います。
国が選べない
ここもかなり大きい要素だと思います。
多くの会社では希望は出せるが確証されないというのがほとんどのようです。
会社の海外拠点がどこの国にあるかにもよりますが、多くなればなるほど国を選ぶのが難しくなると思います。
特に家族や子どもを連れて行くとなると、そういった環境は慎重に選びたいところですが、ここの配属地の最終決定があくまで会社に委ねられるというのはデメリットかと思います。
残業が多い
会社体質にもちろんよりますが、私が知る限り多くの駐在員がそれなりに残業をしているイメージです。
日本から来る多くの案件を少ない駐在員で対応しているのでしょうがないのかもしれませんが、海外まできてそこまで残業はしたくない。というのが個人的な意見ですね。
配偶者のビザに制限がある(ことが多い)
デメリットと言いきれるかは微妙なところですが、会社が家族分の生活費も補償していることから、配偶者の労働を認めていないケースがあります。
働きたくないということであれば、問題ありませんがせっかくなら海外で働いてみたいという場合には良くないですよね。
まあ金銭的には不自由はないので、そこまでデメリットにならないかもですね。
海外駐在デメリットまとめ
金銭的な援助によるメリットが多い一方で、会社側に依存する部分も多いので全てが自由というわけではありません。
任期、海外赴任タイミング、配属国、労働時間などある程度犠牲になる部分もあるというのが海外駐在かなと思います。
現地採用のメリット
海外駐在に比べると自由度が高いというのが主なメリットだと思います。
任期がない
特に日本から派遣されているわけでもないので、特に任期はありません。
あくまで現地で採用されているだけですので、首にならない限りは働き続けることができます。
なので海外で働きつづけたいと思う場合、日本に戻るということもないのでメリットに成り得ると思います。
日本とは異なり、よほどのことが無い限り、異動という概念もないので好きな場所に留まれるというメリットがあります。家族も含め将来設計がしやすいです。
国が選べる
あくまで現地採用は、契約が現地法人なのでどこの国で仕事をするかは自分次第です。
働きたい国で求人を探して面接を受けて採用が決まれば、晴れてその国で働く事が出来ます。
会社都合で国が変わることも基本的にないので、大きなメリットかと思います。
イギリスでの求人については下記の記事で紹介しています。

かっこよく言えば、自分次第で働きたい国で働ける。ということですね。
残業が少ない
これは職場環境によるかもしれませんが、残業する習慣のない国で現地人と同じ採用になるので、残業ありきの働き方ではなくなります。少なくとも私はそうなっています。
日本から派遣されているわけでもないので、そのあたりの縛りはなく働くことができるんではないでしょうか。
配偶者ビザに制限なし
現地採用の場合、会社側からの制限はもちろん受けませんので、配偶者は基本的に自由に仕事ができます。
仕事を探したりする上で、期限などもそこまで気にしなくてもよいので海外で働いてみたいという方には柔軟なビザです。
現地採用メリットまとめ
働く期間も働く場所も自分次第で自由度が高いと言えます。
また海外っぽい働き方を目指すには現地採用の方が、日本から託される任務もなく縛りがないと思います。
私は残業ありきの働き方に反対派だったので、この海外での働き方に満足しています。
こういったことも含め、私が海外転職に踏み切った理由も下記の記事にまとめます。

続いて現地採用のデメリットを紹介していきます。
現地採用のデメリット
海外駐在と比較すると、会社からの手当はほぼないのでがデメリットですね。
あくまで現地で一般的な福利厚生が適用されるので、日本的な福利厚生は期待できません。
手当がない
もちろん日本から派遣されている訳ではないので、「海外赴任手当」はありません。
国にもよるかもしれませんが、ロンドンでは「家賃手当」や「交通費支給」もありません。
家に住むのも、会社への通勤費もあくまで自己責任なのでその辺りのケアは全て自分でする必要があります。
海外駐在のように守られない
海外で働くということは、日本ほど雇用が守られないということを意味します。
イギリスは、そこまでバンバン解雇をするということはありませんのでそこまでですが、国によってはリストラなんてこともありますので現地採用はそのリスクを背負うことになります。
現地採用のデメリットまとめ
金銭的な面や、雇用的な部分で駐在員のように守られないというのがデメリットになると思います。
しかし現地人とは同じ水準、日本で普通に働いているのと同じレベルでの生活は送れるので私はそこまで気になりません。
あくまで駐在員と比較してしまうと、そう感じるだけかなと思います。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
駐在員と現地採用のイメージはできましたでしょうか。これを踏まえた上で私が海外転職に踏み切った理由もみていただけると、共感いただける部分も多いんじゃないかな思います。










