【イギリス 旅行】レンタカー予約、保険・免許・オートマ車の注意点は?
どうも、Tom夫婦の旦那です。 今回はイギリス旅行でレンタカーを利用してドライブする方に向けて、レンタカー予約の注意点や運転免許のルール、そして知っておきたい保険事情をまとめました!
目次
イギリスでのレンタカー予約の注意点
イギリスでは、まだまだマニュアル車(MT)が主流です。
日本のようにオートマ車(AT)が当たり前ではありません。
AT車はMT車と比べて15〜20%ほど料金が高く設定されているうえ、台数も限られています。
そのため、AT車を希望する場合は予約時に確実に「Automatic」を選択し、できるだけ早く予約することを強く推奨します。
特にハイシーズンやスクールホリデー期間中はAT車がすぐに売り切れるため、注意してください。
運転免許証のルール(国際免許について)
結論から言うと、イギリス入国後12ヶ月間は日本の運転免許証だけで法的に運転が可能です。
しかし、レンタカーを借りる際には翻訳証明として「国際運転免許証(IDP)」の提示をほぼ確実に求められます。
国際免許証単体では効力がないため、実質的には「日本の免許証 + 国際運転免許証」の両方をセットで持参することが必須となります。
必ず日本で事前に取得しておきましょう。
自分の免許で運転できるか不安な方は、GOV.UK(イギリス政府)公式の確認ツールでチェックすることができます。
イギリスのレンタカー保険事情
イギリスでレンタカーを予約すると、基本的に以下が料金に含まれています。
- CDW(Collision Damage Waiver):車両損傷時の責任限度額を設定する免責契約
- TP(Theft Protection):盗難補償
- TPL(Third Party Liability):第三者賠償責任保険(イギリスの法律で義務化されており、必ず含まれます)
最大の注意点:高額な「免責額(Excess)」
上記が含まれていても、万が一事故や車両の損傷があった場合、 £500 ( 約 106,746 円 ) 〜 £2,500 ( 約 533,730 円 ) ほどの免責額(Excess=自己負担金)を支払う義務があります。一般的な目安は £1,000 ( 約 213,492 円 ) 〜 £2,000 ( 約 426,984 円 ) 程度です。
さらに重要なのは、CDWは正確には「保険」ではなく損害に対する責任限度額を設定する「免責契約(Waiver)」であるという点です。
そのため、以下のような部位の損傷はCDWではカバーされないのが一般的です。
CDWでカバーされない部位
- ガラス類:フロントガラス、サイドガラス、ミラー、サンルーフ
- タイヤ・ホイール:パンク、タイヤ損傷、ホイールの縁石傷
- 車体の底(アンダーボディ):未舗装路や障害物による底部の損傷
- ルーフ:駐車場の高さ制限バーや低い木の枝による損傷
- 内装:シートの裂け・焦げ跡・深いシミ
- 鍵の紛失:紛失時はフルコスト自己負担
免責額をカバーする2つの選択肢
この高額な自己負担リスクをゼロにするためには、追加の保険を検討する必要があります。大きく分けて2つのアプローチがあります。
① レンタカー会社のフルカバー(SCDW / Super Cover等)
費用は高い(目安 £18 ( 約 3,843 円 ) 〜 £35 ( 約 7,472 円 ) /日)ですが、免責額をゼロに減額でき、事故時に立て替えが不要なのが最大のメリットです。
ただし、会社によってはタイヤやガラスがカバー対象外の場合もあるので、契約内容を必ず確認してください。英語でのトラブル対応に不安がある方におすすめです。
② 独立系・外部の免責補償保険(Car Hire Excess Insurance)
費用は安い(目安 £2 ( 約 427 円 ) 〜 £10 ( 約 2,135 円 ) /日)で、タイヤ、ガラス、ルーフ、底部もカバーする幅広い補償を提供する商品が多いのが特徴です。
ただし、事故時にはまずレンタカー会社に免責額を自分で立て替えて支払い、帰国後に保険会社へ請求する形になります(英語でのやり取りが発生します)。コストを抑えたい方におすすめです。
追加の保険を検討する前に、お手持ちの旅行保険やクレジットカードの付帯特典にレンタカーのExcessカバーが含まれていないか確認してみてください。プレミアムカード等に付帯している場合があります。
借り出し時・契約時の重要な注意点
デポジット(保証金)とクレジットカード
レンタカー会社のフルカバー保険に加入しない場合、借り出し時にクレジットカードのデポジットが仮押さえされます。エコノミー車で £200 ( 約 42,698 円 ) 〜 £500 ( 約 106,746 円 ) 程度、プレミアム車やSUVの場合は £500 ( 約 106,746 円 ) 〜 £1,000 ( 約 213,492 円 ) 以上になることがあります。フルカバー加入時はデポジットが大幅に減額・免除される場合があります。
メインドライバー名義のクレジットカードで、十分な限度額が残っているものを必ず持参してください。デビットカードを受け付ける会社(SIXT, Enterprise等)もありますが制約が多く、デポジットが仮押さえではなく実際に引き落とされるため、基本的にはクレジットカードの持参を推奨します。
事前の傷チェックと証拠撮影は徹底的に!
車を受け取って出発する前に、車体全体、ガラス、タイヤ、ホイール、内装をスマートフォンで動画や写真に収めてください。返却時に身に覚えのない傷を指摘された際、これが唯一の自己防衛手段になります。気になる傷があれば、必ず出発前にスタッフに指摘し、書類に記録を残してもらいましょう。
保険が「無効」になるケース
- 契約時に登録していない追加ドライバーの運転
- 未舗装路の走行
- 交通違反(スピード違反、飲酒運転)を起こした際の事故
- 車両の高さを確認せずにぶつけた場合(過失とみなされる)
これらの場合はいかなる保険も適用外となり全額自己負担となりますので十分ご注意ください。
燃料ポリシーについて
レンタカーの燃料ポリシーには主に2種類あります。おすすめは「Full-to-Full(満タン返し)」です。満タンで受け取り、返却時も満タンにして返す方式で、自分が使った分だけ地元のガソリンスタンドの通常価格で給油できるため最も経済的です。
もう一つの「Prepaid(前払い)」は満タン分を先に支払い、空で返却できますが割高で、使い切れなかった分の返金はありません。予約時に燃料ポリシーを確認し、Full-to-Fullを選べるならそちらを選択しましょう。
返却時のコツとしては、返却場所の近くのガソリンスタンドで給油し、レシートを必ず保管してください。満タンにしたという証拠になります。また、燃料の種類(ペトロール or ディーゼル)を間違えないよう注意しましょう。
イギリスの交通ルールや日本との違い
イギリスは日本と同じ「右ハンドル・左側通行」なので運転しやすいですが、速度が「マイル(mph)」表記であったり、信号のない「ラウンドアバウト」が多かったりと独自のルールがあります。
詳細な交通ルールの違いについては、以前まとめたこちらの記事をぜひ参考にしてください!

まとめ
イギリスでのレンタカー利用は、事前の準備と知識があれば決して難しくありません。最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- AT車希望なら早めの予約を(MT車が主流のため)
- 日本の免許証+国際運転免許証は必ずセットで持参
- 高額な免責額(Excess)対策として、フルカバー保険か独立系保険を検討
- 出発前の傷チェックと証拠撮影を徹底してトラブル防止
- 燃料は「Full-to-Full(満タン返し)」がお得で安心
イギリスの美しい田舎道や湖水地方など、レンタカーでしか行けない素晴らしい景色がたくさん待っています。安全運転で素敵なイギリスドライブ旅行を楽しんでくださいね!












