【イギリス 家購入】Lifetime ISAとは?最初の家購入を政府がサポート?
どうも、Tom夫婦の旦那です。 最近は私たち夫婦はイギリスでの家の購入について話ており、その中で家の購入に使えそうな制度を見つけましたので紹介します! ロンドンの家賃は高く、自分のものにならないものにこの高い家賃を払い続けるのは...ということで検討しました!
目次
ISA(Individual saving account)とは
まず、イギリスのISAという制度について簡単にご説明します。
イギリスには税優遇をする投資口座が存在し、それをISA(Individual saving account)と言います。
実際はISAの中にも種類は色々とあるのですが、このISAの口座で発生した利益に間しては課税非対象になると思っていただければOKです。
日本のNISAにの基になった制度ですね。
Tax year(課税年度)毎に投資できる金額などは決まっていたりと制限はありますが、イギリスの所得税は所得に応じて0〜45%です。高い所得税をかけられている人にとっては、メリットがあると言えます。
ISAの口座を開設する条件は、ISAの種類にもよるのですが基本的には下記のようになっています。
- 18歳以上
- イギリス在住
- NRI(National Insurance Number)保持
もう少しISAを知りたい方は、英語にはなりますがISAについて説明された記事のリンクを貼っておきます。
What is an Individual Savings Account (ISA)? | Wise
今回は家の購入に役立つLifetime ISAというものにフォーカスをして紹介させていただきます。
Lifetime ISA とは
Lifetime ISAの概要
Lifetime ISAとは、下記の2つを目的にしたISAのことです。
- 60歳以降の資産形成
- 最初の家(First home)の購入資金の形成
重度の病気などにかかったなどの特別な理由がない限り、この2つの目的以外での利用には全くメリットのないISAとなっています。
Lifetime ISAの開設条件は18歳以上かつ40歳未満であり、イギリス在住であること、口座を開設した日から50歳までの間の資金形成に利用できるものになっています。
Lifetime ISAのメリット
Lifetime ISAに入金した資金の25%の額を政府が追加でLifetime ISA口座に入金してくれます!
例えば、£100をLifetime ISAに入金すると、それとは別に£25を政府が入金してくれるんです。 25%って相当な額ですよね。
Lifetime ISAの上限
入金額の25%が政府から支給されるといっても、無限に拠出してくれるわけではありません。その額は年間£1,000までです。
ですのでLifetime ISAでは入金可能な額が年間£4,000までに制限されています。
つまり£4,000を入金すると政府が£1,000を拠出してくれる。というのが1年間の最大となっています。
この1年間の考え方ですが、Tax year を基準にしています。イギリスのTax yearは4月始まりなので、Lifetime ISAも4月が基準になっております。
私たちは9月にLifetime ISAを開設したので、£1,000の恩恵を受けるためには、このTax year内に£4,000をLifetime ISAに入金する必要があることになります。
Lifetime ISAの資金利用(引き出し)
前述しました通り、このISA口座の目的は「60歳以降の資産形成」と「First homeの購入」に限られます。
60歳以降の資産形成に関しては至ってシンプルで、60歳以降にLifetime ISA内の資金を引き出せるというものです。
ポイントは2つめの「First homeの購入」です。
もちろん「家の購入のために利用する」が大前提。
さらに条件としては、
- 最初の家であること
- 家の価値が£450,000以下であること
- Lifetime ISA開設から12ヵ月が経過していること
の3つです。
この3つの条件をクリアすれば、政府から拠出された資金分も含め家の購入に充てることができます。
高額な買い物ですから、もちろん普通に住宅ローンも組めますし、そのあたりの条件は変わりません。
目的にそぐわない引き出しの場合
上記以外の理由で資金を引き出す場合は、引き出す額の25%が差し引かれます。
つまり政府から拠出された25%は全くもって意味なし、または場合によっては元本割れを引き起こすことになるので、注意が必要です。
無理のない範囲で、目的に沿って計画的に利用しましょう!
Lifetime ISAの種類
Lifetime ISAの中にも種類がありまして、株などを扱うもの、現金だけを扱うもの、それらを組み合わせたものなどなど。サービス事業者によって色々と異なります。

上記はMONEY TO THE MASSESというサイトからの抜粋なので、他にもサービス事業者は多数存在します。
株などの投資を組み合わせたものはより利益を出せる可能性がある一方で、逆に損をする可能性もあります。また、だいたい管理コストもかかります。
リスクの少ないCashベースのものなど様々ありますので、ご自身の要件に沿って選定いただくのがいいかと思います!
最後に
イギリスに住んで、家を購入しようと思う方はなかなか多くはないかもしれませんが、もし長く住む予定があるのであれば、このLifetime ISAは賢い方法だと思います。
イギリスでのマイホーム購入に向けて開設してみてはいかがでしょうか。













