どうも!TOM夫婦の旦那です!
我々日本人によっては欠かせないお米、それを炊くのに便利な炊飯器。
日本ではほとんどの方が持っていますよね。
米を主食にする国ではないイギリスでは、日本米を探すのももちろんのこと、炊飯器を探すのが大変でした。
今回は、そんなイギリスの炊飯器事情についてご紹介します。
イギリスの日本米に関する記事も紹介してますので、併せてご覧ください。
1.イギリスの電圧
「イギリス 電圧」と検索すると、ほとんどの記事で240vと紹介されていると思いますが、230vが正しいようです。
イギリスのサイトを英語でちゃんと検索すると230vと結果が出てきます。昔は確かに240vだったのですが、2003年1月から230vに移行してます。
Leads Direct | What is the difference between UK voltage and European voltage
それに対して日本の電圧は100vです。
・イギリス 230v
・日本 100v
日本で販売されている炊飯器は、日本の電圧に合わせて設計されていますから、日本の炊飯器をそのまま持って行って使うことはできません。
ですのでイギリスでどのようにして炊飯器を準備するかを紹介していきたいと思います。
2.イギリスでの炊飯器の調達
考えられるパターンは下記のようなものがあるかと思います。
1.変圧器で日本の炊飯器をそのまま使う
2.現地の炊飯器を調達する
3.海外対応の日本製炊飯器を調達する
ひとつずつ解説していきます。
2-1.変圧器で日本の炊飯器をそのまま使う
使い慣れた日本の炊飯器をそのまま使えるので、とてもいいですよね。
前述したとおり、日本の炊飯器は対応電圧が100vなので、イギリスで使用するためには変圧器が必要になります。
変圧器と言っても、規格に注意です!
変圧器の対応W(ワット)数を確認する必要があります。
まずは炊飯器がどれぐらいのワット数なのかを簡単に紹介します。
こちらのサイトを参考にしました。(2018年調査)
マイコン炊飯器(3合)411W
マイコン炊飯器(5.5合)637W
IH炊飯器(3合)717W
IH炊飯器(5.5合)1312W
圧力IH炊飯器(3合)737W
圧力IH炊飯器(5.5合)1278W
あくまで目安になるので、ご自身の炊飯器のW数を ご確認ください。
また新しいものになるにつれ、W数は上がってきているので1500Wを超える炊飯器もあるようです。
また変圧器は、炊飯器のW数に対して余裕のある規格を選ぶ必要があります。推奨は3倍とのこと。
炊飯器のW数の3倍を目安に変圧器を選ぶ
IH炊飯器を利用している方が多いんじゃないかと思うので、それを例にすると、
3合 717Wx3=2151W
5.5合 1312Wx3=3936W
となります。
正直、規格のW数内に収まってればいいんじゃないの?って思うんですが、何かあったら怖いので安全を優先したいですね。
これびっくりするんですが、変圧器がめちゃくちゃでかいんですよね。笑
1500Wと3000W対応のものを見てみましょう。
1500Wで2.8kgの重量です。
3000Wで8.73kgの重量です。
この大きさだと、日本から持ってくのは大変なので現地調達を考えますよね。笑
2-2.現地の炊飯器を調達する
イメージしてもらうためいくつか記載します。
現地で販売されているものなので、電圧などはもちろんイギリスに対応しています。
そのあたりは気にしなくていいので、ラクチンですね!
ただ、日本人からの評判がよくない。
お米がパサパサになった。焦げた。など日本製の炊飯器に比べると性能が劣る。って言ったコメントが多く見られました。
イギリスではなく、ニュージーランドなのですが海外製の炊飯器を使った時は確かに、お米が焦げていて、炊飯器の窯の下にびったりと張り付いてしまってました。。。
なので個人的にはあまりオススメしません。
2-3.海外対応の日本製炊飯器を調達する
日本の炊飯器メーカーで海外の電圧に対応するモデルを販売しています。
日本でも購入できますし、イギリスでも購入はできます。
ただし、お値段はかなり高めなのが気になります。笑
IH炊飯器を例に掲載します。
どちらにせよ、両方ともかなり高いんですよね。汗
ただし口コミは高いかなと思いました。日本製ですから使い勝手は同じで便利かなと思います。
3.私たちが選んだイギリスでの炊飯器
私たちは、イギリスの無印良品で炊飯器を買いました。
海外対応の日本製炊飯器が高すぎて手が出せませんでした。笑
£149.00で買いました。
日本でも同じものが買えるんですが、口コミ自体はまばらです。
十分と書いている方もいれば、他の象印などのものと比べると性能がイマイチと記載している方もいます。
私たちは、というと、満足してます!
(2020年7月追記)
これより後に、嫁が日本で買ってきてれたお弁当炊飯器が便利すぎたので別途記事にしました。
最近では、お弁当炊飯器が我が家のメイン炊飯器になっています。詳細は下記にてチェックしてください!
(2021年2月追記)
実はこの記事からしばらくして、新しいおすすめを発見しました!電子圧力鍋が今のメインです!コスパ最高!!
4.最後に
いかがでしたでしょうか。
イギリスでも日本と同じように米を炊くには、工夫が必要であったり、日本以上に投資する必要があったりします。
ご自身にあう方法を検討してみてください!
イギリスでのお米に関する記事を他にも紹介してますので併せてチェックしてみてください!
他にもイギリスでの食生活に関する記事も多数紹介していますので、参考にしてみてください!
また海外在住に役立つおすすめのサービスも紹介してますので、ぜひ併せてご覧ください!
では、また!