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【海外旅行 蚊 対策】海外で自分の命を守る!おすすめ「蚊」対策グッズ

海外旅行の蚊のイメージ

どうも!TOM夫婦の旦那です。

海外の「蚊」どんなイメージがありますか?

人によってはそんなに気にしてはいないかも知れませんが、私は超怖いです。

国にもよりますが、命を落す危険がある。そういう認識を持って頂きたい。

海外旅行中は「蚊」=病気の媒介と思ってください。

そこで今回は、海外での「蚊」対策に使えるグッズを紹介していきたいと思います。

逆に皆さんが知っている「蚊」対策もぜひ教えてください。楽しい海外旅行を病気に感染して台無しにしたくありません!!!

私たちが経験した世界一周中の蚊との戦いも紹介します。

対策だけ知りたい方は、目次から

2.私たちにできる対策(おすすめグッズ紹介)

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 1.「蚊」が媒体する病気とは

名前ぐらいは聞いたことがある方は多いと思いますが、主に下記のような病気があります。(参照URL: 蚊媒介感染症|厚生労働省

ウイルス疾患

・デング熱

・チクングニア熱

・ジカウイルス感染症

・日本脳炎

・ウエストナイル熱

・黄熱

原虫疾患

・マラリア

それぞれ厚生労働省とCDC(Centers for Disease Control and Prevention)の情報を元に紹介します。

(注)あくまで参考ですので、最新情報は医療機関などとご自身でご確認ください。

1-1.デング熱

急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状。

通常、発症後2~7日で解熱し、発疹は解熱時期に 出現。

デング熱患者の一部は、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症。

早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがある

基本的な対策

・できるだけ肌を露出しない

・虫除けを使用する など

参照URL: デング熱について | 厚生労働省

デング熱の発症地域(CDC 2020年1月の資料参考)

デング熱マップ

参照URL: Dengue Around the World | Dengue | CDC

1-2.チクングニア熱 

患者の大多数は急性熱性疾患の症状。

発熱と関節痛は必発であり、発疹は8割程度に認められる。

関節痛は四肢(遠位)に強く対称性で、その頻度は手首、足首、指趾、膝、肘、肩の7順であり、関節の炎症や腫脹を伴う場合も。

関節痛は急性症状が軽快した後も、数週間から数か月にわたって続く場合も。

その他の症状としては、全身倦怠感・頭痛・筋肉痛・リンパ節腫脹。

血液所見では、リンパ球減少、血小板減少が認められる。

重症例では神経症状(脳症)や劇症肝炎が報告されている。

基本的な対策

・できるだけ肌を露出しない

・虫除けを使用する など

参照URL: チクングニア熱について | 厚生労働省

チクングニア熱の発症地域(CDC 2019年9月の資料参考)

チクングニア熱マップ

参照URL: Geographic Distribution | Chikungunya virus | CDC

1-3.ジカウイルス感染症

ジカウイルス感染症は感染しても症状がないか、症状が軽いため気付きにくい。

蚊に刺されてから数日後に、軽度の発熱、発疹、結膜炎、関節痛、筋肉痛、倦怠感、頭痛等の症状が見られた場合は、医療機関を受診。

妊娠中にジカウイルス感染すると、胎児に小頭症等の先天性障害を来すことがあることから、妊婦及び妊娠の可能性がある方は、流行地域への渡航を控える。

性行為により男性から女性パートナーへ感染した事例あり。

性行為による感染等のリスクを考慮し、流行地域に滞在中は症状の有無にかかわらず、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控える。

基本的な対策

・できるだけ肌を露出しない

・虫除けを使用する など

・流行地域から帰国した男女は、症状の有無にかかわらず、少なくとも6か月、パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控える。

参考URL: ジカウイルス感染症について | 厚生労働省

ジカウイルス感染症の発症地域(CDC 2016年1月の資料参考)

ジカウイルスマップ

 参照URL: CDC: New evidence supports link between Zika virus infection, microcephaly

1-4.日本脳炎

名前の通り、日本を中心としたアジア諸国で多く見られる感染症です。

突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こす病気で、後遺症を残すことや死に至ることもある。

一般に、日本脳炎ウイルスに感染した場合、およそ1000人に1人が日本脳炎を発症し、発症した方の20~40%が亡くなってしまうといわれる。

また、生存者の45~70%に精神障害などの後遺症が残ってしまうといわれる。

基本的な対策

ワクチン接種により、日本脳炎の罹患リスクを75~95%減らすことができる

日本での感染確率が高い感染症なので、日本では幼少期に日本脳炎の予防接種を受けているはずです。

ただし平成7年〜18年度に生まれた方は、要確認です。

平成7~18年度に生まれた方は、平成17~21年度に日本脳炎の予防接種を受ける機会を逃していることがありますので、母子健康手帳などをご確認いただくとともに、今後、市町村からのご案内に沿って、接種を受けていただくようお願いします。

参考URL: 日本脳炎 | 厚生労働省

日本脳炎の発症地域(CDC 2019年2月の資料参考)

日本脳炎マップ

参照URL: Geographic Distribution of Japanese Encephalitis Virus | Japanese Encephalitis | CDC

1-5.ウエストナイル熱

突然の発熱(39度以上)で発症

3-6日間の発熱、頭痛、背部の痛み、筋肉痛、食欲不振などの症状。

約半数で発疹が胸部、背、上肢に認められる。リンパ節腫脹も通常認められる。

症状は通常1週間以内で回復するが、その後倦怠感が残ることも多い。

脳炎は上記症状とともにさらに重篤な症状として、激しい頭痛、方向感覚の欠如、麻痺、意識障害、痙攣等の症状を呈する。

感染例の約80%は不顕性感染に終わり、重篤な症状を示すのは、感染者の約1%といわれている。

重篤な患者は主に、高齢者にみられ、致命率は重症患者の3~15%とされる。

基本的な対策

・できるだけ肌を露出しない

・虫除けを使用する など

参考URL: ウエストナイル熱の診断・治療ガイドライン|厚生労働省

1-6.黄熱

私たちはきちんと予防接種を受けてから行きました。

国によっては、黄熱病の予防接種証明書を提示しないと入国できません。

発熱、頭痛、筋肉痛、嘔吐などの症状が現れ、死に至ることもある

黄熱には有効な予防接種があり、発症を防ぐことができます。

黄熱に感染する危険のある地域に入国する前に、黄熱の予防接種が推奨されています。

基本的な対策

・予防接種を受ける

・できるだけ肌を露出しない

・虫除けを使用する など

参考URL: 黄熱について | 厚生労働省

黄熱病の発症地域(CDC 2019年1月の資料参考)

<アフリカ>

黄熱病マップ

<南米>

黄熱病マップ

参照URL:  Yellow Fever Maps | CDC

1-7.マラリア

マラリアだけ、厚生労働省ページからNID国立感染症研究所にリンクが飛んでいたので参照元が変わります。

免疫のないヒト(non-immune)が初感染した場合、発熱はほぼ必発

原虫侵入後の潜伏期は熱帯熱マラリアで12日前後、四日熱マラリアは30日前後、三日熱マラリアと卵形マラリアでは14日前後。

潜伏期間の後、悪寒、震えと共に熱発作で発症。

熱発作の間隔は、四日熱マラリアで72時間ごと、三日熱・卵形マラリアで48時間ごと、熱帯マラリアでは不定期で短い。

発熱に伴い、倦怠感、頭痛、筋肉痛、関節痛などがみられるが、腹部症状(悪心・嘔吐、下痢、腹痛)や、呼吸器症状がめだつこともあり、マラリアを疑わないと、風邪やインフルエンザと誤診されることになる

一般検査所見では血小板減少、LDH上昇などが高頻度にみられる。貧血は、病初期にはみられないことも多い。

熱帯熱マラリア原虫が感染した赤血球は、表面に種々の原虫由来物質を表出するので、細血管に富む臓器を中心に、血管内皮への血球の固着が多臓器不全を起こす。

重症化すると脳症、腎症、肺水腫/ARDS、DIC様出血傾向、重症貧血、代謝性アシドーシス、低血糖、黒水熱(高度の血色素尿症)など種々の合併症を生じ、致死的となる。

熱帯熱マラリア以外でも、最近、三日熱マラリアでも呼吸器症状などの臓器障害を合併する例が報告されており、注意が必要である。

全世界では、旅行者が帰国してから発症する例が年間3万人程度あるとされる。

マラリアに対して免疫がない旅行者では、診断・治療の遅れで致死的となるので、的確な早期対応が求められる。

基本的な対策

・できるだけ肌を露出しない

・虫除けを使用する など

参考URL: マラリアとは | NID国立感染症研究所 

マラリアの発症地域(CDC 2020年2月の資料参考)

マラリアマップ

参照URL: CDC - Malaria - Malaria Worldwide - Impact of Malaria

 

2.私たちにできる対策(おすすめグッズ紹介)

結論、「蚊に刺されないようにする」ことしかないと思います。

もちろん予防接種できるものは、必ず受けましょう。

具体的な対策は、前述している下記の2つ。

・肌を露出しない

・虫除けを使う

肌を露出しないというのは、長袖、長ズボンで過ごすといったぐらいしか思い浮かびませんが、虫除けを選ぶのにはポイントがあるので紹介させていただきます。 

2-1.虫除けスプレーはDEET(ディート)を確認する

これは虫除けの有効成分みたいなものなんですが、濃度によって持続時間が変わってきます。

できるだけ濃度が高く、持続時間の長いものを選びましょう。

※子供の利用には回数制限があるようなので、注意が必要です。 

Point

・DEET(ディート)濃度が高いものを選ぶ

日本のドラッグストアで売られているものは10〜12%のものがほとんどです。

・DEET濃度12% 持続時間6時間が目安

・DEET濃度30% 持続時間8時間が目安

私たちが世界一周旅行に行った際は、タイのドラッグストアで30%のものを購入しました。

蚊媒体の感染症のリスクが高い国では、DEET濃度の高い虫除けが普通に手に入るみたいです。

日本でも通販なら30%濃度のものが販売されているみたいなので、事前に購入していってもいいかもしれません。

飛行機に持ち込める60mlタイプで紹介ておきます。

2-2.ハッカ油で虫除けせよ!

外出中は購入した虫除けスプレーを使ってたんですが、DEET(ディート)濃度の高いやつってベタつく感じがしました。。そして臭いも独特

※タイで買ったやつだからかもしれません。笑

寝るときにはあんまりつけたくない!!!

でもホテルの部屋の中にもいるんですよ。蚊のやろう。。。

寝てる間が1番無防備なので、必ず対策する必要があります! 

そこでハッカ油で作る虫除けスプレーと、ハッカ油のキャップを開けて枕元に置いておく。ということを私たちはやっていました!

スプレーは、このサイトのレシピで作成しました。 

材料

・ハッカ油: 5〜6滴DEET

・無水エタノール: 10ml

・水: 90ml

・スプレー容器: 1つ

参考に通販のリンク貼っておきます。 

 香り爽やか!スーっとするので暑さ対策にも便利!

エタノールが邪魔だなーと感じる方は、せめてハッカ油を枕元にセットしてあげてください!

2-3.必須!蚊がいなくなるスプレー

私たちはこれを買い忘れて、めちゃくちゃ後悔しました。。。 

先ほども述べましたとおり、寝てる時が危険

ホテルによっては、マジか。ってぐらい部屋の中に蚊がいたことがありました。 

どうしてたかって?

蚊すべてを退治してから寝てたんです。笑

消灯してから、耳元で「ぷーん」。。。

速攻で電気付けて潰しに行ってました。笑

命にかかわるのでこれぐらいやってました。 

でも蚊がいなくなるスプレー。これさえ撒いておけば問題解決なんです。

めちゃくちゃ蚊を倒せるんですよね、これ。

何故か海外では手に入らない。見たことないんです。。 

ぜひこいつだけは必ず買って行って、快適な睡眠環境を手にしてください!

種類がたくさんあるので、下記は参考に見てみてください。

連泊することも考えて、24時間継続のモデルが安心かと思います。

個人的には「おすだけベープ」がコンパクトで携帯に便利なので好みです。

<蚊がいなくなるスプレー>

<おすだけベープ>

<おすだけノーマット>

  

3.最後に

どれだけ「蚊」が危険かお分かりいただけましたでしょうか。

私たちのように寝る前に蚊と戦い続けるような経験をして欲しくはありません。

旅行前に万全な準備をして、快適な夜をお過ごし下さい!

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では、また!

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