どうも!TOM夫婦の旦那です!
現在はイギリスでITエンジニアとして働けている私ですが、イギリスの前はニュージーランドで就活をしていました。
ニュージーランド就活の最中、ご縁あってイギリスでの仕事が決まったんです。
それまで3か月半ほどニュージーランドにいたんですが、ITの仕事が全然決まらずカフェでバリスタをやってたんです笑
ニュージーランド就活からイギリスの仕事が決まった流れについては下記の記事で紹介してますので、興味があればチェックしてみてください。
では、ニュージーランドでの就活を振り返っていきます。
1.就活時の私の経歴
就活を具体的にイメージしてもらうために、簡単に私のプロフィールと経歴を記載します。
年齢: 26歳
性別: 男
出身大学: MARCH(文系)
学生時代に半年カナダでワーホリ
新卒〜3年半 大手通信企業ネットワークエンジニアとして勤務(日本)
海外経験はカナダワーホリでの半年、語学学校での英語勉強とスタバでのバイトです。
職歴も3年半程度です。しかも文系卒だったので、1からITエンジニアの勉強をしました。笑
カナダのスタバに興味がある方は、下記の記事で紹介してます。
2.どうやってニュージーランドで就活をしていたか
私がいたのは、ニュージーランドのウェリントン。首都ではありますが、経済の中心地ではありませんでした。
ニュージーランドの経済的な中心は、オークランドです。
私が実施していたニュージーランドでの就活は主に下記の方法です。
LinkedInを使ってリクルーターにコンタクト
企業ホームページから応募
就職エージェントに登録
求人サイト
企業に直接訪問
ひとつずつ解説していきます。
2-1.LinkedInを使ってリクルーターにコンタクト
LinkedInはビジネス特化型のSNSで、欧米諸国ではビジネスの常識ともいえるツールです。詳しくは別記事で紹介しています。
このLinkedIn上にはリクルーターという人材スカウトをしている人も登録されており、その人にダイレクトメッセージを使ってコンタクトをしてました。
結果はというと『ほとんどが検討する。いいいポストがあれば連絡する。』というものでした。
この段階ではハッキリとした理由は分かりませんが、できる対策はLinkedInのプロフィールを充実させてアピールすることぐらいかなと思います。
2-2.企業ホームページから応募
日本でも一般的な方法ですよね。
ニュージーランドにある色々なIT企業を探しました。
ここで気付いたのは、ほとんどの募集要項に『ニュージーランドの永住権もしくは市民権をもっていること』という記載がありました。
つまりワーキングホリデーで来ていた私は対象外だったんです。
ダメもとで、ワークビザに切り替えたい。とCVに記載して応募はしてましたがやはり返事は返ってきませんでした。笑
2-3.就職エージェントに登録
日本に転職エージェントがあるように、ニュージーランドにもありました。
ここで始めて『面接をしたい。いい案件がある。』があると連絡をもらえました。
実際に面接にいくと、『いいね!』と手ごたえもありました。
しかし次に来た連絡では『申し訳ない。やはり永住権、市民権がないと通過できない。』というものでした。
ちゃんと調べてみると、ウェリントンは首都が故に、IT案件も政府関連のものが多いようです。
そうすると案件自体にセキュリティ要件として『永住権、市民権』というのがあるみたいです。
この後も、何度もこの条件にはじかれました。笑
下調べ不足でした。。。
2-4.求人サイト
ニュージーランドで最大の求人サイトSEEK
多くの求人が掲載されており、ここからも応募していました。
ウェリントンにはHRがいないことも多く、電話で面接などもやってくれました。
まずはSEEKを見てみるのがいいかもしれません。
というのもどんな職種がどんあ条件で掲載されているのかが、これをずっと見ていくうちに分かります。求人の傾向がつかめてるんですよね。
これは事前にやっていくことをおすすめします!
なぜなら私はここでも失敗したからです。
ITエンジニアの募集のほとんどが『最低5年の実務経験』もしくは『関連する学位を持っていること』だったらです。
プロフィールで記載しましたように、私の実務経験は3年半、そして卒業したのは文系の学部です。
日本では卒業した学部と実際の業務が結びつかないことは普通ですが、海外ではそうでありません。
面接の度に、『文系を卒業してどうして今エンジニアなの??』ってかなり聞かれました。
実務経験があれないいかな。と思ってたんですが、案外気になるようです。笑
あとは実務経験が3年半でも一応面接はしてくれるとこもあるんですが、ほとんどの場合が要件を満たしていないと言うことでNGでした。
ここも下調べ不足ですね。
ネットの求人なら日本からも確認できましたし、事前にきちんと把握しておくべきでした。
2-5.企業に直接訪問
最終手段、CVをもって企業に直接訪問しました。
直接訪問して、『HRと話をさせてほしい』という強行手段です。笑
案外頼むと、対応してくれようとはするんです。
しかしほとんどが、『オークランドにしかHRがいない。』でした。笑
まあ確かに本社はオークランドですから。そうだよね。って感じでした笑
3.失敗した私からのアドバイス
事前に目的地の求人をみてください!
当たり前じゃないか!と思うかもしれませんが、私が怠ったのはここです。
・その場所でどれだけの数の求人がでているのか
・実務経験の要件
・ビザの要件(セキュリティ要件)
などなど現地に行ってから現実を突きつけられないように気を付けてください。
現地企業からしたら、わざわざビザを発行する価値がないと外国人を雇おうとは思いませんよね。
ニュージーランドで知り合ったITの仕事をしている日本人の方、10年以上のITでの実績やスキルを持ってました。
甘く見ていたわけではありませんが、実際にやってみてその厳しさを感じました。
皆さんには私と同じミスは踏んで欲しくありませんので、慎重にきちんと情報収集をしてから挑んでください!
4.全てが失敗だったかというとそうではない
ニュージーランド就活の中で、何度もCVを見直しは、修正し、アップデートを繰り返してました。
実際、そのおかげもあって面接してもらえる回数も増えましたし、LinkedInからのスカウトも増えました(ニュージーランド以外からのスカウトが特に増えた)。
トライアンドエラーを繰り返したことで、CVの精度は上がりましたし、何度か面接をするうちに聞かれるポイントなども分かりました。
結果、イギリスからのLinkedInスカウトがきて、面接もきちんとできて今に至った。と思ってます。
ニュージーランドでの就活経験がなかったら今のイギリスでの仕事には繋がっていなかったので、結果的には満足のいくものになりました。
行動したからこそ生まれた結果だということは自信をもって言えます。
海外就職に興味のある方は、まず行動してみる。ということも大事なのだと思います。
最初の1歩があれば、その後はなんとかしようともがけるものです。
挑戦してみてください!
5.最後に
いかがでしたでしょうか。
失敗から学ぶこともありました。なんなら結果として、実は失敗ではなかった。と今では思ってます。
私の経験が、これから海外就職を目指す方の参考に少しでもなれば幸いです。
イギリスの仕事が決まった時の流れや方法も紹介してますので、併せてチェックしてみてください。
他にも海外就職に関する記事を紹介てます。下記のリンクにまとめてますのでチェックしてみてください。
また海外在住に役立つおすすめのサービスを記事にしていますので、こちらもご活用ください。
では、また!