どうも!TOM夫婦です!
今回はイギリスの硬水対策シリーズの料理編です。
日本にいると意識することのないこの水質ですが、硬水と軟水では適している料理が異なり、その風味が大きく変わってしまいます。
日本はもともと軟水の国。和食には軟水が適しています。
その理由と、イギリスで硬水を軟水に変える方法を紹介していきます!
1.硬水が和食に適さない理由
(参考: 料理や飲み物をおいしくする、水の使い分け方 | エビアン evian)
和食といえば「だし」ですよね。
しかしミネラル成分が多く含まれる硬水には旨味成分であるグルタミン酸やイノシン酸が溶け出しにくい上に、カルシウムやマグネシウムがアミノ酸と結合し、あくになってしまうと言われています。
また、私たちの主食であるお米。ふっくらとしたお米を炊くには軟水が適しています。
基本的に私たち日本人が普段一般的に食べるお米は少し粘り気があり、ふっくらとしたものですよね。
硬水は一般的に西洋料理などに適しているとのことです。ヨーロッパは硬水の地域が多いですからね。
その土地の水質にあった食文化が発達してきたことが伺えますね。
2.日本人は海外生活でもやっぱり日本食
これは私の考えですが、多くの方に共感いただけるんではないでしょうか。
海外生活をしていても、食生活を変えるのが1番難しい!
文化なども含め海外大好きな私ですが、食事だけは圧倒的に和食です!!!
今までカナダ、ニュージーランド。そして今はイギリスに住んでおりますが、作るのはほとんど日本食です。
そこで出てくる問題が、私の住むロンドンが硬水であるということです。
※イギリスは地域によって、軟水と硬水が分かれるので気になる方は下記を参考にしてください。
Hard Water Map
地域の水質が軟水か硬水かはこちらから調べられます。(郵便番号の入力要)
3.硬水を軟水にする方法
前述しました通り、硬水は日本食に適しておらず大好きな日本食がおいしくいただけない可能性があります。
そんなの辛過ぎる!
安心してください。対応策があります。
正直、ド定番すぎる対応策なのでご存知だったらすみません。
ただ、ド定番だからこそおすすめできるのかなと思います。
日本でもけっこう有名なブリタです!日本だと純粋に浄水器としてのイメージが強いと思いますが、軟水化させるのに使えるんです。
もともと硬水地域のドイツ生まれの製品なので、こういった軟水化の用途で使われております。
私たちはブリタで水道水を通してから、米をといで、米を炊いています。また味噌汁などの汁物に使う水も全てブリタを通してから使ってます。
日本ではそのまま水道水が使えたりするので、少し無駄な出費のように感じてしまうかもしれませんが、海外で生活する上でおいしい和食を食べれることは、私たちにとって極めて重要です。1家に1台は必須ですね!
付け替えのカートリッジはスーパーや薬局よりAmazonの方が安かったので、私たちはAmazonで調達しています。
私たちはイギリスの水道水の味があまり好きではなかったのでやってはいませんが、水道水は飲めるのでブリタで軟水にしてから飲料水として利用するのもありだと思います。
飲料水については、下記の記事でも紹介していますので併せてチェックしてみてください。
4.最後に
正直、硬水は何かと厄介で困らされてはいるのですがそれぞれちゃんと対策していけばある程度改善できます。
日本水準にまで持っていくのはかなり難しいかもしれませんが、色々と対策を施すことで、私たちはある程度満足した生活を送れています!
シャワーやキッチンでの硬水対策記事を下記の記事にまとめておりますので、ぜひこちらもチェックしてみてください!
また海外在住に役立つおすすめのサービスをまとめた記事も紹介しております。ぜひご活用ください!
では、また!